株式会社國上建設

間取りはどうする?バリアフリーリフォームのポイントをチェック

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バリアフリーリフォームを計画する際、間取りがポイントになります。

この時、要介護者の意見を聞くことはもちろん、その家族の意見も取り入れるようにして検討することが大切です。

バリアフリーリフォームでの理想の間取りというと「近すぎず、遠すぎず」というプランです。

 

まず、バリアフリーリフォームでは要介護者のことを考えます。

1日の大半を居室で過ごすことになるでしょうから、配慮すべき点というのは居室の配置です。

足腰の問題からもワンフロアに集結させるのが理想的です。

玄関やリビング、ダイニングキッチン、トイレや浴室というのは1階に配置されています。

ですから、要介護者の居室も1階に配置しましょう。

バリアフリーリフォームを施す際、他の家族にとっても介護の手間が少しでも省ける工夫が必要になります。

特に、高齢になるとトイレを使用する頻度も高くなるので寝室とトイレはすぐ近くに設けましょう。

 

他の家族の居室は2階に、というのはメリットにもデメリットにもなり得ます。

要介助者が寝たきり状態になれば、行ったり来たりの繰り返しです。

近過ぎれば双方でストレスに感じてしまうこともありますが、

何度も2階から1階へ降りる動作が面倒くさく感じる場合もあります。

双方で考慮する必要もあります。

そのため、何かあった時にも直ぐ知らせることができる呼び出しブザーなどを利用すると便利かもしれません。