News

新着情報

2018/11の記事一覧

2018-11-09

快適に過ごすためには重要!家の断熱性。

「あたたかい家に住みたい」「夏も快適に過ごせる家がいい」と思っていても、

体感的な要素は人それぞれですし、

モデルハウスやモデルルームを見学しただけでは分かりづらい事ですよね。

快適な住まいかどうかを決める大きなポイントである、

断熱性と気密性に関する押さえておきたいポイントをまとめてご紹介します。

 

▼あたたかさだけでなく、健康面や資産価値にも安心

高断熱・高気密の家は、外気温の影響を受けにくいことで結露やカビが発生しにくく、

部屋ごとの温度差も少ないためヒートショックの防止にもつながります。

そのほか、天災でライフラインが停止したときに冷暖房なしでもしのぎやすい、

壁表面温度が室温に近く均一だと空気の対流による静電気が起きず、壁にホコリがつきにくいなどのメリットがあります。

汚れが少なく、カビや結露による建物の傷みがなければメンテナンス費用が軽減でき、資産価値も保ちやすいです。

 

▼断熱材の種類

断熱材にはさまざまな種類があり、高性能なものは薄くても効果があるが費用がかかり、安い断熱材は厚さが必要になります。

断熱効果が確保できるなら、厚さや予算で選んで問題はないです。

窓の断熱性・遮熱性や気密性は年々性能が向上

高断熱・高気密の家を選ぶには、断熱材だけでなく開口部、特に窓の性能も重要。

断熱性や遮熱性の高い複層ガラスに、高気密で熱伝導率が低く、変形しにくいサッシを組み合わせたものを選ぶこと。

「窓の性能は年々向上していて、最近の複層ガラスは、かつてのトリプルガラスと同等かそれ以上の断熱性があります。

複層ガラスにしておいて、将来的にトリプルガラスに交換し、さらに断熱性を高めるという方法もあります。

ただし、トリプルガラスに交換できないタイプのサッシもありますから注意しましょう」

 

▼換気の重要性

冷えた壁や窓ガラスなどに、あたたかく湿った空気が触れて発生する結露は、

私たちが困るだけではなく住宅耐久性の大敵です。

防ぐには高断熱・高気密で家の中に温度のムラをつくらないこと、

あたたかい空気に含まれている余分な湿気を換気で排出することが重要なポイントだ。

2003年の改正建築基準法で、住宅には24時間換気システムの設置が義務づけられていますが、

気密性が高くなければ、換気はうまくいきません。

気密性能をリフォームで向上させるのは難しいので、購入・建築するとき、あらかじめよく確認しておきましょう

 

▼命にかかわる家の寒さ

急激な温度変化にさらされたとき、血圧が急上昇・急低下して体に悪い影響を及ぼすのが「ヒートショック」。

心筋梗塞や脳梗塞などにもつながる危険なもの。

しかし、ヒートショックについて理解している人は44.2%と半数以下。

あたたかいリビングから寒い玄関やトイレに行く、

暖房のない脱衣室で服を脱ぎ、冷えた洗い場から急に熱い浴槽につかるなど、危険は身近にあります。

年齢を重ねても安心して暮らすためには、居室以外の断熱性にも目を向けましょう。

 

▼まとめ

断熱性と気密性は、重視して損はないと言えます。

断熱性・気密性の高い住宅は、住環境面だけでなく、健康面や資産価値の面などでもメリットが挙げられますが、

何より季節を問わず快適に過ごせる住まいであることが重要なポイントと言えますね。

快適性の高い住まいを探したいならば、広さや間取り、デザインだけでなく、

断熱性と気密性も重視した住まいを探すことをおすすめします。

Copyright © 株式会社國上建設. All Rights Reserved.