そろそろリビングのリフォームをしたいと考えていても、何から初めて良いかわからない人も少なくないのではないでしょうか。

リビングのリフォームには、さまざまな要素があるほか、正しい知識が無いと満足できる結果にならないことが多くあります。

そこで、今回は、リビングの内装についてご紹介いたします。このゴールデンウィーク中に理想のリビング・内装リフォームを考え、意思を固めてみてはいかがでしょうか。

リビングリフォームとは

まずは、リビングリフォームとはどんなことを行うのかについて基本的なことをご紹介いたします。

リビングリフォームを行う目的

リビングリフォームを行う目的は、今よりも快適な暮らしを送るためです。住み慣れた家でも、長く暮らしていることで不満に思う点が出てくるのは自然なことだと思います。

引っ越しを行うこと無く、今の家で快適な暮らしを送るためにもリビングリフォームは必要になるのではないでしょうか。

リビングリフォームを行うメリット

リビングリフォームを行うことで、引っ越しや建て替えをしなくても快適な生活を実現することができるようになります。

また、業者に依頼するため自分たちで作業をする手間も必要もありません。さらに、建て替えよりも費用が少なくすむというメリットもあります。暮らしの質を上げるためにも、コストパフォーマンスが良い点がリビングリフォームの最大のメリットと言えますね。

リビングリフォーム：内装編

リビングリフォームで最も要望が多いのが、内装リフォームです。まずは、内装リフォームについて具体的にご紹介いたします。

内装リフォームをする主な理由

内装は、経年変化で黄ばみが出たり剝（は）がれたりしやすいものです。

いつも快適な状態にするためには、数年ごとに内装リフォームを行う必要があります。また、和室をフローリングに変えたかったり快適性を高めたかったりすることも、内装リフォームを行う理由となります。リビングの中でも、面積の大きい部分をリフォームすることになるため、リフォーム後の効果を感じやすいですよ。

壁紙や床材の耐用年数について

壁紙や床材は、湿気や紫外線・埃（ほこり）などの影響を受けやすいものです。壁紙や床材の耐用年数を知ることで、定期的にリフォームを行うときの目安にしてください。

・壁紙の耐用年数：6年

・床材の耐用年数：6年

あくまでも目安となります。湿気の多い地方では、壁紙や床材にカビが発生しやすくなっています。また、小さい子どもやペットがいる状況では、床材が早く傷みますので注意してください。

機能性の高いクロスや人気のあるフローリング材について

通常の壁紙は、デザインを重視したものが多くなっています。ですが、最近では壁紙にも機能性を付加したものが増えてきていることを知っておきましょう。

例えば、調湿機能・防音機能・防キズ機能付きの壁紙は、人気が高いです。また、フローリング材についても防水機能・防音機能・防キズ機能付きなど、さまざまな機能性を不可したものが増えていますので、いろいろと検討してみてください。悩みを解決してくれるクロスやフローリング材に交換することも、内装リフォームの大きな目的になります。

内装リフォームの効果

内装リフォームを行うことは、気持ちのリフレッシュに大きな効果があります。

床や壁など目に入る部分が大きく変化するため、リフォームをした実感も高まるでしょう。また、内装リフォームに機能性を取り入れることで、生活の質も格段に向上します。毎日暮らすリビングが楽しく感じたり快適に感じたりする効果が高いのが、内装リフォームだと言えます。

内装リフォームの工期

内装リフォームの工期は、壁紙を張り替えるだけならば1日から2日程度で完了しますが、床の張り替えとなると3日以上掛かることもあります。

壁と床のリフォームを同時に行う場合は、さらに1日から2日程度かかると思っていてください。工期は、早いに越したことはありません。しかし、急ぐあまりに雑な仕上げとなると困るのは皆さんです。リビングを数日間使えないことが不便でも、丁寧に仕上げてもらうことを優先するようにしましょう。

リビングリフォーム：収納編

リビングリフォームの中でも、特に最近注目する人が多いのが収納リフォームです。使いやすくて理想的な収納にするためにも、収納リフォームについてじっくり考えておく必要がありますね。

収納リフォームのメリットと目的

収納に不満がある人は、非常に多いです。住宅事情を考えたとき、部屋の広さを優先すると真っ先に犠牲になるのが収納だと考えてください。また、長年生活をしているとものが多くなってくるため、収納が足りなくなってくるものです。家族が増えたときも、同様に収納が足りなくなることが多いですよね。

収納リフォームは、収納スペースの不足で悩んでいたり不満を持っていたりする人にとっては大きなメリットになりますので、積極的に検討するようにしましょう。部屋を広く使う目的にも、合っていますよ。

リビング収納の重要性

収納専門の部屋を作っていたり庭に物置を置いていたりする場合でも、収納場所がリビングから遠い位置にあることは部屋が散らかる原因となってしまいます。やはり、リビングに収納スペースがあることは大きなメリットです。

リビングに収納を作ることで、ものを使った後の収納にも手間が掛かからなくなります。常にリビングをキレイに保つためには、ものを使った後にはすぐに収納できることが重要になります。

リビング収納は、快適な暮らしの実現に欠かすことができないものだと言えるでしょう。

AV機器やWi-Fi（ワイファイ）などの収納場所の必要性

最近は、リビングでAV機器やWi-Fi（ワイファイ）を利用したインターネットを楽しむ家が増えています。AV機器やWi-Fi（ワイファイ）にも、専用の収納場所を作ることが必要ですね。特に、AV機器は裏の配線が絡みやすいため、専用の収納台があると快適になるでしょう。Wi-Fi（ワイファイ）も埃（ほこり）からの影響を防ぐために、専門の収納場所を作って固定することをおすすめします。

収納リフォームを行うときの注意点

収納リフォームを行うときは、本当に必要なものだけを収納するスペースを考えるようにしましょう。

確かに、余裕を持ったスペースにリフォームをすることは大切なことですが、リビングの広さに限度があるため、収納スペースを広げ過ぎるとかえって部屋が狭く感じる原因となってしまう可能性があります。まずは、不用品を整理して今後必要の無いものを処分しましょう。収納スペースは、必要なものを全部収納した後にまだ多少の余裕があるぐらいがちょうど良いと思います。