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2018/03の記事一覧

2018-03-30

トイレのリフォームを考えている方へ

トイレをリフォーム!

最近では、トイレ空間にも快適性を求める傾向にあります。便器の修理や修繕で終わりという方法ももちろんありますが、そこにプラスαを加えて快適で、なおかつメンテナンスが楽なトイレ空間にしたいもの。

そこで今回はより快適なトイレ空間にするためのリフォームについてご紹介いたします。

 

悩み別・おすすめのトイレリフォームのパターン

便器が古くなったから替えたい!

便器の耐用年数は、使用頻度によっても異なりますが、4人家族で毎日使い続けた場合15年前後と言われています。

便器自体は問題なく使えるとしても、1回の使用水量が多いと光熱費がそれだけかかってしまいますから、使用水量が少ないタイプに替えるだけでも十分メリットがあります。

また注目したいのは便器の機能やデザインです。これらの進化はめざましく、ここ15年ほどで飛躍的に変わりました。

便器を新しく交換する際に、たいていは今の便器にはない機能がついているタイプを選ぶことが比較的多くなるので、家族構成やライフスタイルに合った機種を選ぶことが大切になります。

たとえば、用を足した後に立ち上がると自動で水が流れたり、ふたの開閉が自動でできたり、専用洗剤で便器内を自動洗浄したりといった機能が必要かどうか。ふたの自動開閉は足が弱ったお年寄りがいるご家庭だと便利ですが、小さなお子さんがいるご家庭では自分でふたを閉める習慣をつけさせづらくなります。機能の数が多くなるほど便器本体の価格も高くなってしまうので、予算とのバランスも考えましょう。

デザイン面でいくと、最近の主流はタンクレスタイプになります。タンクレスタイプとは、便器の背後の手洗いタンクがないタイプです。

掃除がしやすい、見た目がすっきりする、便器前のスペースを広めに使えるといったメリットがあります。

ですが、タンクレスタイプの便器にすると手洗器を別に設置する必要が出てくるので、トイレスペース全体から見て配置が可能か、寸法の事前確認が不可欠になります。

 

壁や床の傷みが目立つから新しくしたい!

リフォームを希望する項目が複数ある場合、今回は便器交換だけして次の改築時に壁や床を工事して…と細かく分けてしまうと工事費が必要以上にかかってしまう事があります。新築時から15年前後経ってくると壁や床の傷みや汚れが目立ってきますから、便器と一緒にリフォームするのがおすすめです。

実はトイレの壁や床は見えない汚れがつきやすい所で、こまめに拭き掃除をしていてもとれていなかったり、においがしみこんで独特のにおいがしたりといったことが起こりがちです。消臭機能が含まれた壁クロスやアンモニア・湿気に強いタイプのクッションフロアを選ぶことで、掃除の手間が軽くなる上により清潔なトイレ環境を作り出すことが可能いなります。

お子さんがいる場合は、床から90㎝前後の高さまでの壁をパネル仕上げにするのもおすすめです。トイレトレーニングの時や、お子さんが自分でトイレに行って失敗した時でもシミにならず、さっとよごれを拭きとることが可能になります。

 

長時間使えないと困るからなるべく素早くリフォームしたい!

今使用している便器から新しい便器に交換するだけであれば、大体で1日あれば完了します。

以前は便器によって配管位置が異なっていたため床をはがす必要がありましたが、最近はアジャスターを使用して位置調整が簡単にできるようになったので、修繕範囲が便器まわりだけでおさまり時間がかからなくなりました。

便器交換に加えて壁や床の張替えもするのであれば、今の壁や床の仕上げ材をいったんはがして下地を調整した後に新しい仕上げ材を張るという作業になるので、少し時間がかかってしまいます。ですが、先に便器が使えるようにしてもらっておけば使用には問題ないので、業者さんにあらかじめ相談しておくといいでしょう。

 

近々二世帯で住むかもしれないからその対策もしておきたい!

親世帯と同居することになる可能性が今後3~5年以内にある場合、リフォームの時点でその時のライフスタイルを見据えたリフォームを考えておくといいですね。

介護が必要になってきた場合、トイレの使い勝手の良し悪しが介護をする側・受ける側双方にとってポイントになります。

手すりをつける可能性のある位置に壁下地を入れておく、すべりにくい材質の床にしておく、車いすを使うことを考えて開き戸から引き戸にする、

スイッチ操作をしなくてもいいように人感センサーつきの照明器具に替えるなど、いざという時に使いやすいトイレにできるよう準備しておく事をオススメします。

 

 

便器の耐用年数を考えるとトイレのリフォームはそう頻繁には行いません。ですから、トイレをリフォームする時がより使いやすく快適なトイレ空間をつくるベストタイミングになります。

 

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