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2020/10の記事一覧

2020-10-23

断熱材について

今回は、断熱工事で使用する「断熱材」にスポットを当てていきます。
断熱材にもいろいろな種類があり、それぞれに特徴や長所、短所があります。
快適で省エネな家作りのためには、
どんな断熱材を選べば良いのか
住宅のプロの視点から、
チェックすべきポイントをご紹介していきます

 

「繊維系断熱材」と「発泡プラスチック系断熱材」の違い

断熱材の種類は、「繊維系」と「発泡プラスチック系」の2つに大別できます。

 

「繊維系断熱材」は、細い繊維が絡まりあった断熱材で、抱え込んだ空気の層が断熱の働きをしてくれます。
フェルト状、わた状、ボード状など、さまざまな形状に加工されています。
原材料別に見ると、ガラスからできているグラスウールや鉱物原料のロックウール
植物繊維を使ったセルロールファイバー等が挙げられます。
最近は羊毛や炭化コルクといった素材も多く見られるようになってきました。

 

一方「発泡プラスチック系断熱材」は、プラスチックを発泡させて、細かい気泡を含ませた断熱材。
気泡が抱え込む空気が、断熱の働きを担います。
ボードタイプと、現場で吹き付けてその場で発泡させるタイプがあります。
発泡プラスチック系の断熱材は、繊維系に比べて水や湿気に強いという特徴がありますが、
一般的に価格が2〜3.5倍ほど高くなるデメリットもあります。

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