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2021-02-12
3タイプある外構のメリットデメリット
外構はデザインや設計によって、オープン外構・クローズド外構・セミクローズ外構の3つのタイプに分けられます。
オープン外構
道路と敷地の境界に柵や塀の区切りがなく、道路から家の玄関まで見渡せるのがオープン外構です。
高い塀などで遮るものがないので、日当たりが確保でき、中からも外からも開放感を感じられます。
とくに北向きの敷地の場合、室内に光を取り入れるためにオープン外構を選ぶことも多いでしょう。
<メリット>
・塀がないので日当たりが確保でき、開放感がある
・風通しが良い
・狭い敷地でも建物の外回りを最大限に活かすことができる
・高い塀などで死角がないので、防犯性が高い
・工事が低コストで行える
<デメリット>
・視線を遮るものがないので、外からの視線が気になる
・境界線がなく、敷地に人が入ってくる可能性がある
クローズド外構
塀やフェンスなどで敷地がぐるりと囲まれているのが、クローズド外構です。
プライバシーの確保ができ、デッキでゆっくりくつろいでも、通りからの視線をしっかり遮ることができます。
また、小さな子どもやペットがいる場合、道路への飛び出しなどを防げるというメリットも。
南向きの敷地の場合、通り側に庭やリビングが面している間取りであれば、クローズド外構を選ぶご家庭も多いでしょう。
<メリット>
・プライバシーがしっかり守られる
・道路への飛び出しを防ぐことができる
・道路や隣家との境界線をはっきりさせられる
・庭やデッキで過ごすときに、通りからの視線を気にせずに過ごせる
・敷地の広い住宅なら、どっしりと重厚な印象になる
<デメリット>
・他のタイプに比べてコストがかかる
・死角が多いので、侵入者のターゲットになりやすい
・狭い敷地の場合は、圧迫感がある
セミクローズ外構
敷地の一部に塀やフェンスを立て、それ以外の場所をオープンにするなど、
オープン外構とクローズド外構のいいところ取りにできるのが、セミクローズ外構です。
プライバシーを確保したい庭側に塀を立て、玄関まわりをオープンにするなど、見せる場所と隠したい場所を分けることができます。
<メリット>
・オープン外構とクローズド外構のそれぞれのメリットを得ることができる
・程よい開放感がある
・見える場所と隠したい場所があることで、デザインに個性が出やすい
・クローズド外構に比べると、リフォームなどが低コストでできる
<デメリット>
・オープンスペースからは人が侵入しやすく、クローズドな部分は死角になりやすいので、防犯上は気をつけなくてはいけない
・オープン外構に比べると、コストがかかる
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